2021年7月26日、俺はブロガーからライターになった
1年間名乗り続けてきた「がんばらないブロガー」という肩書きを変えるのは、自分にとっては勇気が必要なできごとだった
ライターとして活動するにあたり、肩書を「がんばらないブロガー」から「得意で生きるライター」に変更しました
— かぶと@ライター (@kbt0401) July 26, 2021
前の肩書はめちゃくちゃ愛着あったけど、「ライターとしてなんとか生きていく」という自分なりの決意を込めて
今回はそうまでしてライターになった理由について書いていく
ちなみに今日までのライターとしての活動を紹介すると、以下が作成したポートフォリオ
そして以下がライターとして書かせていただいたインタビュー記事である
俺がブロガーからライターになった理由
好きなことじゃ生きていけなかった
俺はライターになる前はブロガーとして活動していた
ブログを書いて生計を立てようと思っていた
でも以下の記事にあるように結果は散々
>> 【悲報】無職からフリーランスになったけど、稼げない現実に直面してしまった
俺にとってはブログで月1万円を稼ぐことも難しかった
「ブログという好きなことじゃやっていけない」
嫌でもそう思わされてしまった
今になって思うのだが、「好きなこと」というのは多少なりとも自己満足を含んでいると思う
ブログは自分一人で完結するから自分の好きなことが書ける。書けてしまう
自己満足な記事を書いても誰からも責められない
ただし、それでは他の人の役に立つことはできない。稼ぐことはできない
少なくとも俺の場合はそうだった
得意なことで人の役に立ちたいと思った
そんなとき、俺は『古くてあたらしい仕事』という本を読んだ
それは32歳までほぼ無職だった著者が、一人で出版社を立ち上げるエッセイだった
その中にこんな一節があった
だれかの力になりたい。
引用元:『古くてあたらしい仕事』
だれかを支えたい。
仕事のスタートとは、そういう純粋なものでもある。
「俺も自分にできることで他の人の役に立ちたい」
この本を読んでそう思うことができた
俺は自分にできる「書くこと」と他の人の役に立てることの2つが重なる部分を探した
それがライターだった
ライターはブログとは違い、お客さんの依頼にもとづいて記事を書く
それなら自己満足にならず、他の人の役に立てると思った
まとめ:俺がブロガーからライターになった理由
俺がライターになった理由をまとめると以下
- 好きなことじゃ生きていけなかった
- 得意なことで人の役に立ちたいと思った
この体験を振り返ってみて思うのが、俺が少しずつ社会に歩み寄っているということ
大学4年生になっても社会で働く姿が想像できなかった
新卒でプログラマーになったがうつになって退職した
俺には「仕事」に対する不信感が以前からあったんだと思う
そんな俺がフリーランスという働き方を通して「社会で生きていく」ということを学んでいる
ブロガーからライターになったのもその行動の一つなんだと思う
最後に、『働くということ』という本に俺の現状を表すような一文があったので紹介したい
現代の学生にとっては、就職とは職業に就くことを指すのではなく、むしろこれから職業をさがし始めることを意味するのだ
引用元:『働くということ』
これからも一歩一歩、少しずつでいいから歩みを進めていきたい
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