「書店員から転職したいけど、どういうふうに転職すればいいかわからない…」
書店員として働いていると、給料の低さや将来性の不安から何かと転職を考えますよね。
でも実際に転職を考えてみると、どういうふうに転職すればいいかわからず、面倒くさくなって現状維持、という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、現役書店員である私が、書店員が抱えやすい悩み別に転職先を紹介します。
書店員の方が転職活動の参考にしてもらえれば幸いです。
- 経歴:プログラマー →フリーランスブロガー →書店員
- 正社員、契約社員、フリーランス、アルバイトと多種多様な働き方を経験
- 現在は好きなお店(書店)で、充実感を持って働いている
- 自分にあった働き方を知るため、働き方の本を18冊読破

書店員から転職する理由は?
まずは書店員から転職する理由を整理します。
仕事の悩みを整理し、その悩みを解決できる転職ができれば、転職先の満足度が高くなります。
書店員が悩みがちなことは以下の3つです。
- 給料が低い
- 人間関係が悪い
- クレームがしんどい
詳しくは以下の記事を見てください。

書店員からの転職先を悩み別に紹介
先ほど挙げた悩みを解決するような転職先は以下。
- 給料が低い→商品単価の高い販売業
- 人間関係が悪い→他の書店
- クレームがしんどい→技術職
順番に説明していきます。
給料が低い→商品の利益率が高い販売業
給料が低くて悩んでいるという方は、商品の利益率が高い販売業に転職するといいでしょう。
例えば、スマホの販売員は正社員で月給20万円以上という求人がけっこうあります。
スマホはその端末自体が高額ですし、通信費も毎月払ってもらうことができます。
そのため、売上が大きくなり、社員の給料もたくさん払えるというわけです。
この他にも不動産、保険なども商品の利益率が高いので、給料が高くなりやすいです。
書店員として培った販売スキルを活かして、利益率の高い商品をバンバン売ってみてください。
人間関係が悪い→他の書店
人間関係の悪さから転職を考えているという方は、他の書店を検討してみてください。
お店を変えるだけで人間関係はガラッと変わる可能性があるからです。
また、書店員としての経験がそのまま活かせるので、採用される確率も高いでしょう。
ポイントは職場の下見をしっかりすること。
実際にその書店に足を運んでみて、職場の雰囲気がどうかをチェックしてみてください。
このようにして、新しい職場で好きな書店員という仕事を続けてみてはいかがでしょうか。
クレームがしんどい→技術職
クレームがしんどいという方は、そもそも接客業が向いてない可能性があります。
そこで接客のない技術職にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
例えば、私は前職がプログラマーだったのですが、お客さんと直接関わる機会があまりなく、クレームを受けたことは一度もありませんでした。
プログラマーは社会の需要が高く、未経験でも雇ってくれるところがあると思うので、個人的にはおすすめです。
ポイントは、できるだけ若いうちに転職すること。
企業にとって、異業種からの転職者は教育コストがかかるもの。
そのため、できるだけ長く働けて物覚えのいい若い人が好まれます。
書店員から技術職に転職するなら、できるだけ早く転職するようにしましょう。