働き方

自己実現したい若者が直面する「ビジネス」の壁

自己実現、したいですよね

何を隠そう、私も大学生のときは自分がロックスターになると盲信していたほど、自己実現欲求が強い男

そして1年ほど前にその自己実現欲求を満たすべくフリーランスブロガーとしての活動を始めたのですが、まあ稼げない

今年に入ってからは月に1万円も稼げない有様です

>> 【悲報】無職からフリーランスになったけど、稼げない現実に直面してしまった

さすがにこのままじゃいかんと、今月は就職活動をするために実家を出たりしました

というわけでこの記事では、自己実現を求め続けた男が就職活動をすると決意するまでの過程で考えた「自己実現とビジネスのバランス」について書きました

就職活動したくない大学生の方や、新卒で入社したのに早くも「なんか違う…」とモヤモヤしてる方には参考になるかもしれません

かぶとの経歴
  1. 新卒でプログラマーになるも、うつになって退職
  2. その後実家で1年無職
  3. ブログを始めて5万円近く稼げたので、フリーランスとして活動を始める
  4. ブログで稼げなかったため、就職活動をしながらライターとして活動中

若者はどうして自己実現したいか

歳を取った人に比べて若者って自己実現欲求が強いですよね

春になれば夢を求めて上京する若者が多いですし、YouTubeやtiktokなどのSNSでは多くの若者がコンテンツを生み出しています

じゃあどうして若者は自己実現欲求が強いのか

それは現代が物質的に満たされている社会だからだと思います

有名な心理学者のマズローは人間の欲求には5つの段階があると言いました

マズローの欲求5段階説
  1. 自己実現欲求:自分の世界観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいと願う欲求
  2. 承認欲求:他者から尊敬されたい、認められたいと願う欲求
  3. 社会的欲求:友人や家庭、会社から受け入れられたい欲求
  4. 安全欲求:安心・安全な暮らしへの欲求
  5. 生理的欲求:生きていくために必要な、基本的・本能的な欲求

現代では生まれてから社会に出るまで、物質的にはなんの不自由もなく生きていけることが多いです

つまり下の3つは生まれたときからすでに満たされているんですよね

だから若者にとって満たせる欲求は「自己実現欲求」か「承認欲求」しかありません

つまり若者が自己実現を求めるのは環境のせいであり、とても自然なことだと言えるのです

学生生活と社会のギャップ

本来、若者が自己実現を求めることには何の問題もありません

しかしそれが問題になり得るときがあります

それは若者が社会に出るとき

学生のときは自己実現を追い求めてもいい環境が揃っていました

お金は親が出してくれますし、自由に使える時間もいっぱいありました

ですが社会に出ると、急に自分で食い扶持を稼がなきゃいけなくなります

今までは「好きなことをやれ」と言われてきたのが、急に「いつまでも好きなことをやっているな」と言われる始末

問題はこの切替についていけない人がいること

ですが、これは考えてみれば当たり前です

これまでは食べるのに困ったことがないのにいきなり「食うために働け」と言われてもピンと来ません。しかも自分のやりたいことを抑えてまで

私はこの学生生活と社会の大きなキャップが新卒の早期退社やうつ病、引きこもりといったことの一因だと考えています

自己実現とビジネスの相性の悪さ

なぜこのような問題が起きるのか

私は根底に自己実現とビジネスの相性の悪さがあると思います

自己実現は言ってしまえば自己満足になりがちです

自分のために活動したり、自分のために作品を作ったり

根底に「自分のため」という意識があります

対してビジネスは他の人のための活動です

根底に他の人の需要がありそれを満たすことで、そうして他の人の役に立つことでお金をもらうことができます

社会に出たばかりの若い人はビジネスの中で自己実現をしようとします

でもそれはとても難しい

ビジネスは他の人のためにやるものなのに、そこで「自分のため」のことをやろうとする

これが会社員だと「やりたい仕事ができない」という悩みになったりします

そしてこのような悩みがいきすぎてしまうと「こんなはずじゃなかった」と考えてしまい、新卒の早期退社やうつ病、引きこもりという事態に繋がっていくのです

大事なのは「まずは食べていく」という意識

自己実現とビジネスの両立は難しい

それではどちらを優先するべきなのか

まずはビジネスを優先すべきだと私は思います

やっぱり稼がないと食べていけないですから

その後に趣味や副業などで自己実現できる道を探っていけばいいと思います

ですが仕事がしんどすぎる場合は話が別です

  • 残業が多すぎて趣味に使う時間がない
  • 仕事が本当に合わなくてもう会社に行きたくない

こういう場合はその会社から逃げてもいいと思います

もう何のために働いてるかわかりませんし、あまりにも自己実現の要素がないと心がしんどくてうつ病になることもあるからです

話をまとめると、まずは割り切って仕事をするということですね

ただし「挑戦するな」と言いたいわけではありません

むしろ挑戦できるならどんどん挑戦して(失敗して)、多くのことを学ぶべきだと思います(まずはリスクの小さい趣味や副業をするのがおすすめ)

自分もブロガーとして自己実現を追い求め、稼げない現実にぶち当たって初めて「まずはビジネスを優先すべき」と実感を持って言えるようになりました

ですが問題は今「仕事で自己実現できなくてしんどい…」と悩んでいる人がいるということです

そういう人の心が少しでも軽くなればいいと思ってこの記事を書いています

漫画とかSNSとかを見てると「自分がやりたいことをやってキラキラと働くのが正解」みたいに思っちゃうんですけど、それはめちゃくちゃ難しいと

だから、割り切って働く選択肢もあるよ。自己実現は後からすればいいよ、と

そう言いたいわけですね 

最後に私が好きな『働くということ』という本の一文を紹介してこの記事を締めようと思います

最後まで読んでいただきありがとうございました

現代の学生にとっては、就職とは職業に就くことを指すのではなく、むしろこれから職業をさがし始めることを意味するのだ

引用元:『働くということ

P.S. この記事を書いていて、「俺もつくづく歳を取ったなぁ」と思ってしまいました

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