雑記

ぼっちオタクがブックカフェを求めて代官山に行った話

代官山駅に降り立ったとき、俺は悟った。
ここは空気が違うと…

 

・・・

 

今日は何するかなーと午前中に考えていた。
相も変わらず友達がいないので、休日は基本暇なのである。
そこで思いついた。ブックカフェに行こうと。
昼下がりに本を読みながらコーヒーを飲み、リラックスした優雅な時間を過ごそうと。

東京のブックカフェをググってみると、代官山の「Anjin」というところが良さそう。
行ってみよう。

 

・・・

 

電車に揺られ、代官山駅に着いた。
電車から降りた瞬間に「おしゃれの街」を感じた。

まず空気がゆったりとしていて静かで上品な感じがする。
そこに昼下がりの陽の光が差し込んで、空気がおしゃれである。

 

そして電車から降りる人もおしゃれである。
みんな新品のようにきれいなブランド物の服を着ている。
自分の、秋葉原では無敵を誇ったチェスターコートが急に惨めに思えてきた。
紺のチェスターコートが自分の冬の唯一の一張羅なのである。
秋葉原では紺のチェスターコートはおしゃれな部類に入ると思うのだが、代官山では「あー、君のおしゃれまだその段階かー…」と哀れまれている感じである。

 

自らを奮い立たせ、目的地である「Anjin」に向かう。
その途中の街並みもおしゃれである。
街全体が映画のセットのようで、作り物のようだ。
高級そうなお店も多いので、街を歩いているだけでお金持ちになった気がしてくる。
これが選ばれし者たちの街、代官山…

 

そんなことを考えている内に「Anjin」に着いた。
「Anjin」はTSUTAYAの2階にあるのだが、まずTSUTAYAがめちゃくちゃおしゃれ。
今まで見てきたTSUTAYAの中でナンバー1である。
ここら辺で、もうおしゃれはいいよ、分かったから…という気持ちになる。

 

TSUTAYAに入ってみると、店員がバーテンダーみたいな格好で仕事をしている。
はいはい、選ばれし書店員ですね、わかります。

 

しばらく散策して、2階の「Anjin」に続く階段を見つけた。
階段の下にメニューがある。

 

「コーヒー 800円 紅茶 800円」

 

…高っ!
試されている…上流階級かどうかを試されている…

せっかくここまで来たから…と思い、意を決して2階へ上がる。

 

…わちゃわちゃしている。思った以上にわちゃわちゃしている。
席はほとんど満席。また、中央の横一線は他の建物から出入りできる通路になっていて、人通りも激しい。
これ、絶対リラックスできないでしょ…

 

店内を軽く見て、結局席につかずに帰ることにしました。
自分には合わなかった…

 

こうして俺の優雅な昼下がりを過ごす計画は失敗に終わった。
その後は家に帰って酒を飲みながらアニメを見ました。たーのしー!

 

今日の教訓
・ぼっちオタクに代官山は厳しい
・優雅な昼下がりは近場の古い喫茶店で

 

おわり

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