雑記

自分はロックスターになると思っていた

自分は、大学2年生までロックスターになると思っていた。

 

音楽が好きだった。
高校1年生の時にギターを買った。
誰かとバンドを組むことなく、家で一人で弾いていた。
全く上手くはなかったがそれなりに楽しかった。

 

この頃から自分は将来ロックスターになると思っていた。
本気で世界を変えられると思っていた。

 

大学生になって軽音サークルに入った。
コピーバンドを組み、ステージで演奏した。
夢に近づいているようで本当に楽しかった。

1、2年生の間、様々なバンドをコピーした。
そんな中、オリジナル曲をやりたいと思った。
いや、やらなければいけないと思った。

 

作曲を始めた。
作詞はなんとかできる。
でも曲が作れない。
というか作りたくない。
さらにいうとめんどくさい。

 

そうしてオリジナル曲が作れないまま、3年生の終わりが近づき、就職活動が始まった。
そこで初めて気づいた。
自分はロックスターになりたかったのではなく、ただ有名人になってちやほやされたかったのだと。
曲をつくるのが本当に好きな奴が、バンドをやるのが本当に好きな奴が、その延長線上でロックスターになれるのだと。

 

就職活動にはまったく抵抗なく取り組めた。

今、昔コピーした曲を聞くと腹の奥が煮えたぎる。

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